12/11・12/12の2日間、塩尻市市民交流センター主催、
NPO法人わおんが企画運営する、こどもだけの街「こどもしおじり」に、
ハニーショップSUBAKOが協力させていただきました。
今年で6回目という「こどもしおじり」は、小3~中3の子どもたちが
仕事をしたり学びや体験をする大イベントです。
市民交流センター・えんぱーくの3Fフロアでは、
事前申込みした約120名の子どもたちが参加しました。
こどもだけの街にあるものは、
銀行、消防署、税務署、新聞社、飲食店、清掃サービス、
図書館、市役所、商工会議所、郵便局、エステサロン、設計会社、選挙管理委員会など
たくさんの「お仕事ブース」。
こどもだけが使える「じりぃ」通貨がやりとりされます。
街には市長や市議会議員もいて、立候補や投票もあり、起業や寄付のしくみも。
受付後は、「じりぃ」を稼ぐために、ハローワークに行き、
「お仕事ブース」でお仕事を探し、決められた時間を働きます。
銀行で給料をもらい、税務署で税金を一部納めて、
稼いだお金は、街で買い物(販売品は協力企業などから提供されたもの)や遊びに使えます。
また、「アカデミーブース」で手作りの体験やお金・保険などの講座を受け、
検定に合格すると、お給料が10パーセントアップする仕組みになっています。
ハニーショップSUBAKOでは、
常連(?)のこどもたちや、サポートの高校生にこちらも教えてもらいながら
アカデミーブースで「エコラップを作る講座」をさせてもらいました。。
エコラップの使い方や
材料となるみつろうとみつばちの関係や自然環境のお話まで。
みつろうがアイロンで溶けることを知ったら
オーブンや電子レンジに入れたらどうなるか?
夏の熱くなった車の中に置いたら何が起こるか?
エコラップを熱いお湯で洗ったらどうなるか、簡単に理解できました。
おかあさんに頼まれたので作りに来た!とか
腕時計をチラリと見ながら次の予約へ足早に向かったり
検定合格して給料アップを無邪気に喜んだり
ミツロウの魅力にはまって翌日も来たり・・など
保護者のいない時間と空間を
縦横無尽に楽しむ
一人一人のキラキラがあって
それが「こどもしおじり」の魅力なのですね。
小さいときにこんな街があったら楽しかっただろうな、
社会の視野が広がっただろうなと思います。
地元の高校生・大学生・企業・団体・市民が、
手弁当で支えているこのイベントは、
スタッフの大人たちも、広いフロアを汗かき歩き回りながらも楽しめる
素晴らしい2日間でした。
今年はイベント縮小のため抽選になりましたが、
今年参加できなかった子供たちも、来年は参加できるといいですね。
「こどもしおじり」公式ブログ https://kodomoshiojiri.naganoblog.jp/